VMMレース当日編(スタート前)
朝は6時に起床して、7時からホテルのバイキング朝食。豚の角煮がとてもうまかった。
しかしながらレースへの影響を考慮して、角煮のおかわりは自重し、翌日の楽しみにとっておこうという大人の対応をした。しかしながらこの判断は失敗であったことが後日明らかとなる。(詳しくはレース翌日編をお楽しみに)
朝食後、ゴール地点に運んでもらう荷物をまとめ、スタート地点へのバスに乗る。スタートまではバスで20分ほどだ。スタート地点に到着後、スタートまでの時間は40分程度。写真を撮ったり、荷物を積みすぎて斜面をの乗れない地元の住民のバイクをベトナム人ランナー達が押して手伝ってあげている様子やランナーに盛んに話しかけている地元の少年を見てほほえましく思っていると意外と時間の経過は早かった。
スタート前には会場を盛り上げるDJのお兄さんが「Do we have the runners from ○○○?」とランナーたちに問いかけていた。ベトナム、マレーシア、シンガポール・・・近くの国はさすがに多くのの参加者がいるようだ。「Do we have the runners from Japan?」という問いかけに、私は手を振って、手をたたいて答えたが、他に応答する人はいなかった。日本人は僕だけかな?と思っていたら、近くのベトナム人のランナーが一緒に手をたたいて盛り上がってくれた。
ベトナム人陽気でいいね。
レース後に結果を調べたら他に2人の日本人がいたのだが・・・・
VMM(ベトナムマウンテンマラソン)装備編
トレイルランニング用シューズを買ったお店にスタッフに
「トレイルの大会はどれだけリスクに備えるか、備えすぎれば装備が重くなり、走る妨げとなる。」と言われたので、それを踏まえて考えた。そう。ここでもこのブログの初めに書いた「考える」ことが大切なのだ。コース形態を想像し、どんなことが起こりうるのか。その結果以下のようになった
テーピングテープ、ハサミ、ワセリン、絆創膏
テーピングはバックパックが破れたとき、足を捻った時どちらでも使えるように。肉刺・靴擦れ対策としてワセリンと絆創膏だ
ウインドブレーカー。走行不能になって汗冷えしてしまったとき。雨が降って寒くなった時に備えて。
幸いジップロック①.②の装備はレース中には使われることはなかったが、42㎞部門に出場し、5㎞地点で足をひねってしまったという留学生の話を聞いて、やはりテーピングテープを持って行ったことは正解だったと再確認できた。また、ジップロックに入れたのは雨でぬれた場合を考えて、2つに分けたのは取り出しやすさを考慮したからである。
ほかに、水1リットルとジャパニーズカルチャーのスポーツ羊羹、このブログを書くための写真撮影用のスマホが今回のレースの装備だった
Vietnam Mountain Marathon に参加してきた
今回ベトナムマウンテンマラソンに参加した理由はベトナムから来た留学生に誘われたことがきっかけだった。
誘われたらもちろん答えは「Yes!!」である。
海外レースの経験もトレイルレースの経験もなかったが、幸い登りは得意なので何とかなるだろうと思っていた。何より、この旅が、自分の可能性を広げることになるかもしれない。
レース前日編
土曜日のレースに備えて、木曜日の午後にノイバイ空港に付き、翌日午前にレースが行われるSaPaに向けてバスで出発するだがベトナムに到着して、まずは交通状況にビビる。翌日SaPaで再開した留学生に「歩行者も右側通行」と教えてもらうまでそれすらも知らないのでさらに危険度は増していた。まさに
道を渡ることですら難しいのだ
翌日バスに乗ってSaPaに向かったのだが、一番に、バスの運転手の技術に関心してしまった。私が渡ることすら困難な道を、バイクの間を縫ってスイスイスイ~と進んでいくのである。さすがプロといったところだ
バスに揺られること6時間30分ようやくSaPaの街に到着し、無事に留学生とも再開することができた。夜は留学生とその友人たちと前夜祭だ。彼女たちが、どんな料理を頼んでいるのかすらわからないがいろいろと注文してくれている。出てきた料理がこれHot Potだ。彼女の和訳によると「しゃぶしゃぶ」・・・・多分違う。それはわかる。鍋物としゃぶしゃぶは少し違うんだよ
鍋に入れる葉っぱはアサガオだそうだ。アサガオのことを「悪魔の植物」と呼んでいたのだが食べられることが分かって少しイメージが変わった。
※帰国後追記「morning flower」と言われたが、あれは葉の形からして、ヒルガオかもしれないと思っている。
そして意外とおいしかったのが料理名はいまだにわからないが「ハヤトウリの炒め物」
最後にこの日覚えたベトナム語は
Một Hai Ba Vô!
周りの席で繰り返されていた「乾杯!!」の掛け声だ。
どんだけ乾杯するんだ?ってくらい耳に胼胝ができるくらい何度も耳にした
こうして日本人だけではなかなか味わえないような食事ができて、楽しい夜を過ごすことができました。
今回はここまで。おやすみなさい